問題の始球式は8月29日の楽天-西武戦(楽天生命パーク)前。
大役を任された乃木坂46の人気メンバー、久保史緒里(19)は地元宮城出身で、
小学3年から中学3年まで球団公式のジュニアチアリーダーだったこともあり、
アイドル好きはもちろん仙台の野球ファンからも大きな拍手で迎えられた。
久保をマウンド付近で待っていた森健次郎球審(56)は、
がっちりと握手をしてからボールを手渡し、満面の笑みを浮かべた。
SNS上ではファンが「普段はそんなことしないだろ」「職権乱用だ」と騒然。
ユーチューブには「まさかの審判 無券握手!!」と題した動画が投稿された。
もちろん久保には何の非もないが、握手券のついたCDを購入して長時間並び、
ようやく握手までこぎ着けられるファンが、思わずブーイングしたくなる気持ちは理解できなくもない。
しかもコロナ禍で握手会自体が延期となっており、
「今はお金払っても握手ができない状況なのに」という恨み節も。
普段なら見過ごされるような握手でも、さすがに今は時期が悪かったようだ。
しかもこの一件は、ファンの嫉妬心を刺激する問題だけでは終わらなかった。
9月1日に乃木坂46は公式サイトで、8月27日に全メンバー、マ
ネジメントスタッフを対象にPCR検査を行った結果、
同31日に佐藤楓(22)と与田祐希(20)の新型コロナウイルス陽性が確認されたことを発表したのだ。
2人とも無症状だが自宅療養となり、濃厚接触者はいないものの、
直近で接触があったメンバーは保健所が実施するPCR検査を再度行うという。
もしも久保に陽性判定が出たら、始球式に関わった球界関係者にも波及してくる問題だ。
特に森審判員の握手は感染リスクの高さからも、改めてクローズアップされることになる。
ある在京球団の担当者は「うちは始球式のときに、透明の手袋をしてもらっています」と慎重を期しているほど。
そもそもNPBの新型コロナウイルスガイドラインでは、
「素手でのハイタッチや握手等を控える」と記されている。
選手同士も極力接触を避けており、この始球式の試合で対戦相手だった西武関係者も
「今は勝利のハイタッチもしていませんから。握手はまずいですね」と表情を曇らせる。
サヨナラ勝ちで思わずハイタッチや抱き着くなどの場面は散見されるものの、
握手を“思わず”してしまう選手はさすがに見かけない。
森審判員をはじめ8月28-30日の3連戦を担当したクルー5人は、9月1日からのカードは非番。
NPB関係者によると現状、乃木坂のコロナ発覚を受けての対応はないという。
これまで審判員のコロナ感染は、8月9日にファーム担当の1人(氏名非公表)が確認されたのみ。
ただ、厳戒態勢の開幕から2カ月が過ぎて、タガが緩んできたところも見受けられるだけに、
今回の握手騒動を機にもう一度、引き締め直した方がよさそうだ。
まあこのご時世だから言いたいことはわからんでも無いが
オタww
悔しいのか?
あ?悔しいのか??
コメント