小泉進次郎環境相に杉村太蔵が直撃! 今なぜレジ袋有料化か
杉村:ただ、はっきり言って、レジ袋を使わなくなるとどのくらいプラスチックゴミの削減につながるのかはピンときません。実際、どうなんでしょうか?
小泉:たいしてつながらないです。
杉村:そうなんですか?
小泉:推奨している大臣が「たいしてつながらないです」というコメントをすると、「えっ!?」と思われるかもしれませんが、レジ袋有料化の目的は量ではないんです。
900万tあるプラスチックゴミのうち、レジ袋が占める割合は2、3%程度です。
もともと、レジ袋を使わなくなったとしても、削減できるプラスチックゴミの量は微々たるものだということをわかった上で始まっているんです。
杉村:それなのになぜ始まったのですか?
小泉:目的が違うんです。
目的は、レジ袋有料化をきっかけに、世界的な課題になっているプラスチックに問題意識を持ってもらうこと。
杉村さんも「有料化して何の意味があるんだろう?」と疑問を持たれた時点でプラスチックゴミのことを考えているとも言えますよね。
杉村:なるほど。それが大事なんですね。
それな。今度電話してみて。
支持率落ちそうな答えだな(笑)
【プラスチックに問題意識を持ってほしい】からレジ袋を有料化した
意識も付かん
精神的にしんどい
コロナでどうなるかわからんけど
有料になって得したのはコイツらだよね?
自分でものを考えない奴は間違った目的に向かって走り出すんだぞ
レジ袋を使わないこと自体を目的に本来の目的と反対のことしだすんだぞ
プラスチック削減は「CO2削減」と「海洋汚染対策」の2つの観点から重要なのだが、
実は、後者は日本ではほとんど問題視されていない。回収率が世界一だから海に投棄されるケースが少ないのだ。
海洋汚染プラスチック(ビニール含む)は、中国・インド・カリブ海諸国やアフリカ諸国など、
「リサイクル制度・ゴミ回収制度が機能していない国」で発生しており、99%(誇張ではなく)が途上国由来だ。
一方、CO2削減のためには原油使用を削減する必要があるが、実はプラスチックやビニールは
原油(色んな不純物が混じっている)からガソリンや灯油を精製する際の廃棄物=ナフサが原料である。
ナフサをせめて有効利用すべく誕生したのがプラスチックやビニールであって、
プラスチックやビニールを使用しなくなれば、ナフサは廃棄されるだけ=原油使用は減らない。
リサイクルは「マテリアルリサイクル」「ケミカルリサイクル」「サーマルリサイクル」の三種類があるが
日本はサーマルリサイクルの比重が高く、欧州などは、「サーマルリサイクルは焼却処分なので、日本のはリサイクルではない」と批判しているが、
これは完全に、日本よりもリサイクル率の低い時刻が非難されるのを避けるため、論点をずらしているだけだ。
マテリアルリサイクル=容器を消毒洗浄するなどしてそのまま再利用。業務用タッパーなど
ケミカルリサイクル =プラやビニールを化学分解して再利用可能な物質を取り出す
サーマルリサイクル =プラやビニールを燃やした熱エネルギーを発電などに再利用する
日本は、かつて燃えるゴミと不燃物を厳密に分別回収したのだが、生ごみにマッチで火をつけても燃えないことからわかるように、
水分を多く含んだゴミは容易には燃えず、別途燃料が必要なのだ。
それで「生ごみを燃やすための重油」を使用していた……誰もが「これは全然エコじゃない」と気づきながら。
結果的に「ビニールやブラが混じっていた方が高温になり、燃焼効率が上がる」として、現在はビニールのゴミ袋のまま回収している。
マテリアルリサイクルやサーマルリサイクルの環境負荷やコスト効率を考えた時、
「タッパー再利用のため洗剤を大量に使って高温殺菌する」
「わずかな物質を抽出するために巨大な化学プラントを稼働させてプラスチックを分解する」
などの行為が本当に意味あるかと言われると、どう考えてもサーマルリサイクルの方が効率的なのだが、
環境活動家は大抵バカなので「日本はプラごみを燃やしている!環境破壊だ!」と騒ぎ立てる。
日本のプラスチック(ビニール)使用において批判されがちなのが、流通過程における過剰包装である。
お菓子なども個包装されているのだが、これはグリコ森永事件における毒物混入を受けて、混入できないよう対策したためだ。
当然、コロナウィルス騒ぎの前から生鮮食料にもラップをしていた。肉や魚をむき出しで売ることはない。
これを見て欧米人が「日本はエコではない」と呼ぶのだが、ラップなんて重量0.2g程度である。ペットボトル1本の100分の1だ。
集計すると、あれだけ環境環境とうるさいドイツよりも日本の廃棄物のほうが人口比で少ないのだが、
その辺の不都合な真実からは目を背け続けるのが環境煽動家たちの特性である。
大体、コンビニのビニール袋はワンウェイ使用だから駄目だと言われても、
あれは「買い物袋」兼「ゴミ袋」なので、既にマテリアルリサイクル=再利用されているのだ。
インドの麻をフィリピンに運んで生地にして、ベトナムに持って行って染色し、
中国の工場に輸送して縫い、それをエコバッグとしてコペンハーゲンに運び、
ベルリンを経由してミュンヘンまでトラック輸送した「エコバッグ」のどこが「エコ」だ。
輸送で環境負荷かけまくりやないか。
なのだが、理屈を理解せず喚きたてる環境煽動家と、
それに便乗して自国批判から矛先をそらし日本を批判したい欧州の思惑によって
「日本はビニールやプラスチックを多用して環境破壊をしている」という批判があり、
産業界も政界も「馬鹿じゃねえの、あいつら…」と思いながら、パフォーマンスとしてレジ袋の削減を実施した。
理由は簡単で、小売店がサービスとして提供していた袋を有料にできれば、小売店も売上が増えるからだ。
ビニール袋のメーカーは「レジ袋がなくなるなら、ゴミ袋の需要が増えるな?」と納得してるわけで、
結局、ごみを捨てるための袋はワンウェイ使用のために必要になる…という、まったく削減に繋がらない政策だ。
…という経緯を全て話すと色々と問題なので「皆様の環境保護意識を高めるための政策です」ということになっている。
環境保護運動に関しては科学的な注意を払う必要があって、
かつて「森林資源保護のため、割り箸の使用を無くしましょう」というmy箸運動が起こった結果、
間伐材が利用されなくなり林業は死滅、山は荒れて樹木の生育は悪くなる(間伐しないからね)という逆効果が発生した。
あの運動が間違っていたことが判明し、その後は割り箸使用をとがめられることは無くなったが、
林業のサイクルなんて数十年単位で維持しなければならないのに、数年間間違った行動をしたせいで、もう再起不能だ。
ビニールはどうだ?
原料となるナフサを利用しなくなったら、どこに捨てるんだ?
しーらね。
なら違うところに思惑があるって普通考えるよねなんで批判してる人がいるのか疑問だよ
実際、マイクロビーズこそマイクロプラスチック問題に直結するわけで、
ビニール袋なんて特に関係ないんよねえ…
国よりトイレタリー業界のほうが世界各国の訴訟リスクへの対応早くて、すでに代替品に切り替えてるから、
プラスチックビーズ規制してもいいっちゃいいんだろうけど。
未だにいまどきの若者はレジ袋の原料が何か知らないままだぞ
買い物のときのやりとりウザ過ぎてかなり意識高まった
引用元: ・【悲報】小泉進次郎環境大臣「レジ袋有料化、実は効果は全くありません。国民にゴミ問題を考えさせるために作った制度です。」