【固さなどの特徴が分かった】 高校生が〇〇のさばき方を学ぶ

06月12日　14時35分

全国有数の生のクロマグロの水揚げ量を誇る境港市で、食品加工を学ぶ高校生たちが、マグロのさばき方を職人から教わりました。

境港総合技術高校では、地元の水産物への理解を深めようと、毎年、生徒たちが、マグロのさばき方を授業で学んでいて、ことしは、食品・ビジネス科の３年生２０人が参加しました。
講師の職人は、持ち込まれた日本海で捕れた、重さ６０キロ、体長１メートル６０センチのクロマグロを、専用の包丁を使ってさばき、トロや赤身を手際よく切りはなしました。
このあと、生徒たちも包丁を握り、マグロの大きな切り身を慎重に小さく切り分けていました。
学校では、例年、さばいたマグロを調理し、マグロをＰＲするイベントで販売していますが、ことしは、新型コロナウイルスの影響でイベントが中止されたため、缶詰にする実習などに使うということです。
参加した男子生徒は「マグロをさばいてみて、皮の固さなどの特徴が分かった。この経験を生かして、水産関係の仕事に就きたい」と話していました。
講師の深町誠人さんは「生徒たちには、社会に出てもマグロを切った経験をいかしていってもらいたい。新型コロナウイルスの影響で、外食を自粛している人にも、家庭でマグロを食べてほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20200612/4040005247.html

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