小池知事、バイデン当選なら「パリ協定の対応変わる」と期待…開票中の米大統領選に言及

https://hochi.news/articles/20201106-OHT1T50180.html
2020年11月6日 18時47分スポーツ報知

都庁で定例会見を行った小池百合子知事

東京都の小池百合子知事（６８）は６日の定例会見で、開票作業が続く米大統領選について、現時点で優勢と伝えられている民主党のバイデン前副大統領（７７）が当選した場合に「いくつかの変化がある」と述べ、米国のパリ協定復帰に期待を寄せた。

地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」を巡っては、共和党のトランプ大統領（７４）が温暖化など気候変動に懐疑的な立場を取り、同協定からの離脱を表明。今月４日に米国は正式に離脱している。一方のバイデン氏は、自身が当選すれば来年１月２０日の就任当日に同協定に復帰すると公約している。

小池氏は「アメリカが色んなテーブルに戻ってくる可能性がある」と語り、「なんだかんだ言いながら、アメリカが有している再生可能エネルギーなどの技術や制度は大変なもの。（バイデン氏当選なら）環境政策が大きく変わるのではないか」と述べた。